べっぴんさん|すみれや登場人物の年齢や結婚&家族の史実との違い

 

朝ドラ『べっぴんさん』のすみれら主要登場人物について、年齢や結婚、

家族構成などの史実との違いをまとめてみました。

 

けっこう大きな違いもあって驚きです。

 

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坂東すみれ(坂野惇子)

 

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ドラマに初登場した時の舞台は昭和9年(1934年)で、

彼女は9歳でした。

 

とすれば生年は大正14年か昭和元年(ともに1926年)ですが、

後者は1225日から31日しかなかったので、大正14年生まれが濃厚です。

 

モデルの坂野惇子は大正7年(1918年)生まれですから、

すみれとは7歳差があることになります。

 

またドラマでは昭和18年(1943年)に田中紀夫と結婚しますが、

惇子が紀夫のモデルの坂野通夫と結婚したのは昭和15年(1940年)です。

 

さくらが誕生したのは昭和19年(1944年)ですが、惇子が光子

(てるこ)を出産したのは昭和17年(1942年)です。

 

さらにドラマのすみれは姉のゆりとふたり姉妹ですが、

リアルの惇子は三男三女の末っ子です(ただし長女と次男は夭折)。

 

坂東ゆり(三浦智恵子)

 

ドラマではゆりはすみれより3歳上の姉の設定ですが、

実際には智恵子は13歳上の姉でした。

 

また坂東営業部の番頭の息子の野上潔(尾上清がモデル)と結婚

することになりますが、リアルでは子爵の三浦義次(ドラマには登場せず)と

結ばれることになります。

 

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田中紀夫(坂野通夫)

 

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ドラマで紀夫の明確な年齢は示されていませんが、子供時代などを

見てもどうやらすみれと同年代となりそうです。

 

モデルの坂野通夫は大正5年(1916年)生まれなので、

惇子よりも2歳年上となります。

 

彼は兄6人、姉2人の9人きょうだいの末っ子でしたが、

ドラマの紀夫も坂東家に婿入りするので、

恐らく次男以下ということになりそうです。

 

ちなみに紀夫の父の田中五郎は貴族院議員を務めており

戦後にも登場しますが、通夫の父の兼通は実業家で

彼が中学2年生の時に他界しています。

 

それ以降は、年の離れた長兄の信夫が父代わりとなって育てました。

 

野上潔(尾上清)

 

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ドラマでの生年は不明ですが、モデルの尾上清は明治44年(1911年)

生まれで、惇子よりも7歳年上です。

 

ドラマでは潔は父の正蔵の養子という設定ですが、史実では実子です。

 

史実では佐々木八十八(坂東五十八のモデル)の娘とは結婚しておらず、

伊勢丹の創業者の小菅丹治の娘・喜子を嫁にもらっています。

 

また父親の尾上設蔵には他にふたりの娘がいましたが、

長女は清の姉か妹かは不明です。

 

妹の寿美子は清の幼なじみの伊藤安衛と結婚し、伊藤は末永く

レナウンで清の右腕として活躍し、彼が理事長に退いた際には

社長に就任しています。

 

このようにドラマと史実はだいぶ異なっています。

 

特にリアルでは他にもきょうだいがたくさんいましたが、

ドラマでもぞろぞろと登場してしまうと何が何だかわからなくなってしまうので、

スッキリとさせたのでしょう。

 

ドラマを楽しむ上での一助となれば幸いです♪

 

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